あいしょーです!
今日からはトカゲの愛の話を(笑)
《第一話》
日本の住宅には通常、木材の壁の間に空洞があります。
そういった壁を取り壊している時、彼は身動きの取れなくなっている
一匹のトカゲをその空洞の中に見つけました。 壁の外側から打ち込ま
れた釘がそのトカゲの脚を貫き打ち付けられていたのです。
そんな状態のトカゲを見た彼は、哀れみを感じると同時に好奇心をそそ
られました。 そこでその釘をよく見てみると、それは10年前にこの家が
建てられた時に打ち込まれた釘だと分かったのです。
一体なにがあったのでしょう?
あんな状態のまま10年間もトカゲが生き残るなんて!
暗い壁の中で身動きがとれないまま10年間。
それは不可能なことですし、言葉を失うような出来事です。
どうやってこのトカゲは10年もの歳月を生存し続けたのか彼はとても
気になりました。 だって釘で打止められ一歩も動けないのに!
そこで彼は作業を中断しそのトカゲを観察することにしました。
0 件のコメント:
コメントを投稿