2013年7月4日木曜日

トカゲの深い愛《第一話》


あいしょーです!


今日からはトカゲの愛の話を(笑)


《第一話》


家を改修するために、日本のとある人物が壁を破り開けました。
日本の住宅には通常、木材の壁の間に空洞があります。
そういった壁を取り壊している時、彼は身動きの取れなくなっている
一匹のトカゲをその空洞の中に見つけました。 壁の外側から打ち込ま
れた釘がそのトカゲの脚を貫き打ち付けられていたのです。
そんな状態のトカゲを見た彼は、哀れみを感じると同時に好奇心をそそ
られました。 そこでその釘をよく見てみると、それは10年前にこの家が
建てられた時に打ち込まれた釘だと分かったのです。

一体なにがあったのでしょう?

あんな状態のまま10年間もトカゲが生き残るなんて!
暗い壁の中で身動きがとれないまま10年間。
それは不可能なことですし、言葉を失うような出来事です。
どうやってこのトカゲは10年もの歳月を生存し続けたのか彼はとても
気になりました。 だって釘で打止められ一歩も動けないのに!

そこで彼は作業を中断しそのトカゲを観察することにしました。


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